よしかつ(@4shikatsu)です。
今、日本とシンガポールのハーフで、今はシンガポールに住んでいます。
ありがたいことに、ちょくちょく結婚式にお呼ばれします。
お金も時間もそれなりに掛けて行くのに、色々話したい新郎新婦とはほとんど話せず帰宅、ということも何度か。
それでも、二次会だけではなく、結婚式に呼んでくれるのは、親族か本当に仲のいい友人なので、シンガポールに移住してからも必ず日本に帰国し、列席しています。
結婚式は挙げる人にとっては一大イベント。
全力でお祝いしてあげたい。
そんな中、一通の招待状が。
シンガポール人の従姉妹から。
即「行きます!」の返事。
よし、人生2回目のシンガポールの結婚式へ!
シンガポールの結婚式ってどんな式?
従姉妹は20代の中華系シンガポール人の女性。
教会での式ということで、日本の挙式をイメージしていたら全然違いました。
僕が見つけた違いを紹介します!
ご祝儀はいくら?
招待されて最初に悩むのはご祝儀。
日本で友人の結婚式に出る時は3万円を出す人が多いと思います。
じゃあ、「シンガポールの相場はいくら?」ということで、シンガポール人の同僚に聞くと、「会場費」を確認するといいらしい。
会場費を確認し、列席者数とテーブルの数を想定し、一人当たりいくら払えば、新郎新婦は会場費を賄うことができるかを計算するとのこと。
早速「Singapore Wedding Ang Bao」と検索。
Ang Baoとは紅包と書くご祝儀袋のこと。
旧正月(Chinese New Year)でも使うお祝いの場の必需品。
シンガポール人の親戚にも確認した結果、$150(1万数千円)程度がちょうど良さそう。
服装は?
ジャケット着て、新調した蝶ネクタイを身につけ、「よし、決まった!」
と意気揚々と会場へ。
「ん?」
ポロシャツ、ジャケット無し、ジーパン、タイ無し。
カジュアルの典型的な服を着た人たちばかり。
トイレに駆け込み、蝶ネクタイを外す。
暑い中、頑張ってきたのにな。。
教会にスクリーン
教会は神聖な厳かな場所。
そこに、現代が入り込み、2人のムービーが流れる違和感と軽い衝撃。
更には、友人がスクリーンを使い、パワポでの友人挨拶を開始。
え、ここは大学?
と言わんばかりの”講義”が始まる。
それにしても、シンガポール人はみんなプレゼンが上手い。
赤ちゃんの駆け込み寺
会場後方には子供用「Cry Room」なる部屋まで完備。
赤ちゃんがぐずった時の駆け込み寺。
この気遣い、素晴らしい。
全力で歌う司会
友人が司会していると思ったら、突然全力の歌唱タイムがスタート。
教会でよく歌うアベマリアとか静かな曲ではなく、かなりアップテンポな曲。
アコースティックギターの演奏とともに全力で歌う。
お笑い芸人ばりの神父
神父さんはいつも場を和ませてくれる存在。
でも、今回の神父さんは一味違った。
和ますのは当たり前で、笑いを全力でとりにいってる。
笑顔で溢れた場を更に笑顔を追加するスキル、弟子入りしたい。
ローカルなランチ
教会での式が終わったら、敷地内で立食ビュッフェランチ。
大好物のシンガポール料理のラクサ
道端でたまに見かけるパンやウエハースで挟んだアイスは間違いないチョイス。
ゆるりとディナー
昼の教会での式を終え、次はディナータイム。
ランチの6時間後にメンバー、服装、会場を変えてディナーを開催。
日本だと家族は端にいるのが普通。
だけど、シンガポールでは家族が常に中心。
友人と家族が司会を務め、ゆるーく開始。
列席者の服装はスーツ、チャイナドレス、バティックなど国際色豊か。
僕も和装にすれば良かったかな。
かしこまった挨拶は無し。
カメラマンも席に着いて食事。
日本同様、最近はカジュアルな式も増えているみたい。
ケーキカットは30秒で終了。
お土産はココナッツベースのカヤジャム。
最後の締めの挨拶もなく、ゆるーりと終了。
このゆるさ、嫌いじゃない。
それにしても、今日はシンガポールの文化のいろんな面を見て、新しい発見が多かった1日でした。
ますますシンガポール文化に興味が出てきました。
今度は中華系以外の式にも参加してみたいな。
よしかつ(@4shikatsu)
他にもシンガポールのいろんな記事を書いているので、ぜひ読んでみてください!
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