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社会&経済

シンガポールで”インド”にハマる

シンガポール在住のよしかつ(@4shikatsu)です。

シンガポールは中華系に加え、マレー系、インド系など多様な民族が暮らしているため、シンガポールを訪れると、「中華」「マレー」「インド」などを1つの国で堪能することができます。

街の中心地から数駅移動しただけで、全く違う国に来たかと思うぐらい、様々な文化に出会います。

今日はその内のインドについての紹介です。

僕は前職でインドとよく関わっていて、何度もインドに行っており、僕の周りではおそらく一番インド好き。

シンガポールに来て、インドとはしばらく関わらないかなと思いきや、シンガポールでもインドを感じることができ、幸せな日々を過ごしています。

そんな僕の3つのおすすめ!

アーティステッィクなLittle India(リトルインディア)

シンガポールには全人口の10%弱である約50万人のインド系の人たちが住んでいますが、その内、最もインド系が多く集まっている街が「リトルインディア」

19世紀にイギリスの植民地であったシンガポール。同じ植民地のインドからインド人が労働力として大量に流入し、現在のリトルインディアが形成されました。

駅から降りた瞬間、「インド人!インド人!!インド人!!!」と叫びたくなるほど多くのインド系の人々が街を歩いている光景が目の前に広がっています。

通りには、インド料理屋、インドのお菓子屋、インド衣装(サリーなど)を売っているお店が数多く立ち並んでいます。

街の名前の通り、まさに「小さなインド」

それだけでワクワクしますが、その中でも、リトルインディアは意外にアートな街で、通りを歩いているとカラフルな家やいくつもの壁アートに出会います。それらを見ていると、普段熟睡しているアートな才能が呼び起こされそうになります(結局二度寝してしまいます)。

踊りたくなるディーパバリ

毎年10月頃にヒンドゥー教の新年をお祝いする「光の祭典 ディーパバリ(ディパバリ)」が開催されます。

サンクリット語でディーパが”光”、バリが”列”を意味するそうです。本場インドの北部ではヒンディー語が使われているため、若干呼び方が変わり、ディワリと言います。南部はシンガポールと同じ呼び方でディーパバリと言います。シンガポールでは祝日となります。

このディーパバリの1週間前、愛用しているApple Musicにがっつりとインド音楽をご紹介いただきました。

「これは踏み込んでいい世界なのか」とちょっとビビりましたが、折角おすすめいただいたので、がっつり聴いてみました。

indiasong

聴いた瞬間、一気に目の前にインドの風景が!

そして、どーんと深ーい世界に入っていくような不思議な感覚。

嫌いじゃない。

ご参考までに2017年にヒットしたヒンディーソングは↓。

このインド音楽たちを携えて、いざリトルインディアへ。

littleindia-deepavaliこの時期に買い物をすると縁起が良いと言われており、色鮮やかな飾り物や、インドのお菓子などが所狭しとお店の前に置かれ売られていて、人でごった返しています。

町中がお祭り騒ぎ。これにインド音楽が加われば、ここで踊りたくなること、間違い無し!

ヒンドゥー教の寺院の中も賑わっています。littleindia-temple

ボリウッド映画

リトルインディアで、インドデビューし、インド音楽にも触れたら、次はボリウッド映画。

僕のおすすめは断然「band baaja baaraat」。

タイトルの意味は「楽団・楽器・大行進」で、結婚式プランナーに関する映画。

単純明解な分かりやすいストーリーで、お決まりのインドダンスも登場し、ただただ楽しく観ることができる映画。

インドの結婚式は日本と比べ物にならないぐらい盛大で豪華で、3日間続けてやり、通りがかりの人たちも巻き込んで踊りまくります。僕も本場インドで見かけたことがありますが、最高に楽しそうでした。

インド人って本当にダンスが大好きで、しかもかなり上手い。本当に弟子入りしたい。

脱線しましたが、以下映画の予告版です。日本語はないので、雰囲気だけ是非味わってみてください。

以上、インド大好き人間である僕の3つのおすすめでした。

読んでくださった方は既にお気付きかと思いますが、シンガポールの紹介記事でありながら、いつの間にかインドの紹介になっています。

いや、これはわざとです。

インドを好きになってくれたら、リトルインディアも好きになり、そしてシンガポールも好きになってくれると信じています。

是非、奥深いインドの世界に踏み入れてみてください。

よしかつ(@4shikatsu

p.s.インド関連の宿題

  1. ディーパバリのメインイベントであるライトアップを見る(夜7時頃の日没以降)。光の祭典の名にふさわしく街が輝くそうです。
  2. 危険すぎて本国インドで禁止された奇祭タイプーサム(2018年は1月末にあったのですが行けませんでした)。Crazy for drinksさんのブログが面白いです。

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