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社会&経済

規制だらけのシンガポールで暮らすことができますか?

更新日

シンガポール在住のよしかつ(@4shikatsu)です。

東南アジアに浮かぶ小さな国、シンガポール。

シンガポールに対する皆さんのイメージはどのようなものですか?

「SMAPがソフトバンクのCMでホテルの上に浮かぶ船の甲板を歩いていた国」「ビル群が立ち並んだ先進国」「海外旅行時の空港のハブ」といった感じですかね。これらに加えて「ゴミのポイ捨てが禁止されている」といった点も有名かと思います。

実際にはポイ捨てだけでなく、日本には無い様々な規制がシンガポールにはあり、規制の看板/案内が街の至る所に掲げられています。今日はそんな規制についてのお話です。

日本には無いシンガポールの規制

電車の中での飲食禁止(500ドル)

たまにこそっと飲んでる人がいます。

自分はボケーっとしている時にうっかり飲んでしまいそうになり「おっ、ここはシンガポールだった」とそそくさとペットボトルをしまいます。

常夏の国で飲み物が規制されるのは少し厳しいですが、この規制のおかげで電車は綺麗に保たれているので仕方ないですね。

チューインガムの持ち込み(10,000ドル)

持ち込み禁止ですし、国内で売ってもいません。

日本から持って来ても、空港で没収されてしまいますので、 ガム好きの方には慣れるまで辛いかもしれません。

僕は日本にいた時はたまに噛んでいましたが、その習慣は無くなりました。

ドリアンの密室への持ち込み禁止(罰金無し)

密室(エレベーター、電車の中など)にドリアンを持ち込んではいけません。

果物の王様と言われるドリアン。シンガポールで大人気のフルーツで、日本の夏と冬の時期が旬です。

ただ、ドリアンはとにかく匂いが強烈で、通りを歩いているとすぐドリアンだと分かる匂いなので、ドリアンを密室に持ち込むと恐らく倒れます。

ドリアンを楽しみたい時は外で食べるか階段で家まで持っていくかですね。因みに罰金はないので、マナーの問題みたいです。

深夜22:30-朝7:00までの屋外(公の場所)での飲酒禁止(1,000ドル)

2015年4月より施行され、夜に外で飲むことができなくなりました。コンビニやスーパーでもこの時間帯は購入すらできなくなります。

クラブ街のクラークキー近くの歩道橋の上に座り、遠目にマリーナベイサンズを眺めながら飲むのが好きだったのですが、それができなくなってしまい残念です。

また、先日仕事帰りに「今日は頑張った!ワインでも買ってくか!」とワクワクしながらセルフレジでお会計をすると「この時間帯は購入できません」のメッセージが出て、店員さんに没収されてしまいました。

この規制は2013年12月にリトルインディアでインド人が中華系運転手が運転するバスに乗り損ねた際にバスに轢かれ亡くなってしまったことを発端とし40数年振りに起きた暴動がきっかけでした。

そのインド人も暴徒も酔っていたため、この飲酒規制に繋がったようですが、飲酒規制だけでは収まらない民族間の壁の一部が出てしまった形になり、民族融和を積極的に進めている政府としては大きな課題となったようです。

団地の中の歩道をバイク走行禁止(5,000ドル)

罰金の金額が結構な額にもかかわらず、普通にいます。

ボーッと歩いてたら轢かれそうになったことが何回もあります。

でも先日は予想を超えて、まさかのエレベーターの中から降りてきました。可愛らしいバイクを降りることなく、荷物をお届けして、一回も降りることなく、歩道を駆け抜けていきました。bikeその他にも、未申告でのタバコの持ち込み禁止(5,000ドル)、鳥への餌やり禁止(1,000ドル)、公衆トイレで利用後に水を流さない(1,000ドル)、ゴミのポイ捨て(1,000ドル)、ツバや痰を吐く(1,000ドル)、喫煙場所以外での喫煙(1,000ドル)といった規制があります。

規制の意味

書こうと思えば、どんどん規制が出てきます。

「そんなことまで何で規制するんだ!」と思ってもしまいますが、多様な民族が住み、多様な生活習慣が存在するシンガポールでは、過剰なぐらいに決まりごとを作っておく必要があります。

比較対象にはならないかもしれませんが、僕は世界中の人たちと一緒に仕事をしていますが、自分では当たり前と思っていることが他の人たちにとっては当たり前でなく、しっかりと言葉にして伝え、かつ文字としても残しておかないと、皆それぞれ違う方向に向かって進むことが多々あります。

国としても「シンガポールはこういう国にしたい」という思いの下、してはいけないことを明確にすることで皆が一緒の方向に向かっていけるのだと思います。

もしかしたら、シンガポールに初めて来た方は少し息苦しく感じる点があるかもしれません。

でも、これらの規制のおかげで、海外から来る人たちにとっては、綺麗で安全な国として安心して観光したり暮らしたりできています。

ただ、規制されていても意外に緩いところもあり(さっきのバイクの件など)、その緩さにクスッとすることもあるので、皆さんにもその緩さを是非楽しんでもらいたいです。

「あなたは規制だらけのシンガポールに住むことができますか?」

よしかつ

*規制情報は2018年1月時点です。間違いや更新情報あれば是非ご連絡をお願いします。

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