チャイナタウン、リトルインディア、アラブストリート、、、
僕が住んでいるシンガポールでは、電車で一駅移動しただけで「あれ、違う国に来た??」と思うほど、多民族多文化の街が並んでいる。
だから休日に通りを歩いているだけで、世界を旅している気分になる。
「でも、やっぱり外に出たい!」
ということで、バックパック1つだけ背負って空港へ。
初めての国への渡航。
緊張感とワクワク感が混在する感覚。
これぞ旅の醍醐味。
食事付きの無料ツアー!?
映画、読書、睡眠、食事を繰り返した11時間の空の旅を終え、やってきましたトルコ・イスタンブール!
でも今回は乗り継ぎでの訪問。
タイムリミットは13時間。
適当に街を散策しようと思っていたんだけど、、、
空港に着いてからネットに繋いで何となく検索してみると、ターキッシュエアラインの乗客は無料で朝食、昼食付きの観光名所を巡れるツアーに参加できるじゃないですか!
迷わず参加。太っ腹過ぎるよ、ターキッシュエアラインさん。
参加者はかなり国際色豊か。
南アフリカに行くケニア生まれのニューヨーカー、スウェーデン住みのイラン人、ミラノに行く韓国人、コロンビア人、アメリカ人、アゼルバイジャン人、ロシア人などなど。
ハブ空港だからこそ集まった人たち。
普段出会わない人たちとの出会いはかなり面白い。
文化と文化が混じり合う街
3,000以上のモスクがあるイスタンブール。
京都にあるお寺の数と同じくらいらしい。
その中で最も有名なブルーモスクを訪れた。
街中にもヒジャブを被った女性たちが多く歩いている。
ムスリムの国に来たんだなと実感。
僕はムスリムではないけど、人々が祈りを捧げる場所に来ると心が洗われる。
モスクを離れ、モノとヒトで溢れたマーケットへ。
アラビアンでカラフルな色使いと模様は気分が上がる。
買って帰りたいけど、今回はバックパック1つなので荷物は増やしたくない。
次回はスーツケースを持ってくるか。
太陽の高さが低くなってきて、お腹が空いてきた。
「トルコといえばケバブでしょ!」
トルコ料理は世界三大料理の1つなのにケバブしか知らない。
本場ケバブを食べたくて1番長い行列ができているお店に並んで、自分の番が来て注文しようとしたら
「あれ、ケバブがないぞ。んー、どうしようかなー。でも折角並んだし、まぁとりあえず1番上のメニュー頼んでみるか!」
と頼んだPIDE(ピデ)。
これは大正解!もっちりジューシーでかなりハマる。
ガイドさんから「オスマン帝国」「ローマ帝国」「スルタン」とか高校の世界史の授業を思い出す単語が。
昔はそんなに興味を持てなかったけど、実際にその土地に足を踏み入れると、興味が俄然出て来る。
もう一回勉強しようかな。
お腹も満たされ、最後にやってきた海峡。
僕が今いる場所はヨーロッパ側。海の向こうはアジア側。でもどちらもイスタンブール。
イスタンブールはヨーロッパとアジアの交差点。
だから、ヨーロッパ、アジア、そして中東の文化が混じり合っていて、独特な雰囲気を醸し出している。
僕はそんなミックスされた街が好きなんだなと改めて思う。
僕が住んでいるシンガポール、去年訪れたジョージア、そして今回のイスタンブール。
どの街も、割合は違うけど、ヨーロッパ、アジア、中東の文化が混じり合いながら独自の文化を形成している。
その文化に触れると長い歴史に想いを馳せるし、今後この国がどう変わっていくのか気になってワクワクしてくる。
さて、13時間の乗り継ぎ時間もそろそろ終わり。
空港に戻るとするか。
よしかつ(@4shikatsu)
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