空港のカフェでコーヒーを飲みながら帰りのフライトを待つ。
今回の旅について振り返る時間。
旅を計画をする時間も好きだけど、振り返るのも楽しい。
「あれ、面白かったなー」「あれめちゃくちゃ旨かったなーまた食いたいなー」と楽しいことを思い出してニヤニヤ。
ただ、同時に「あれをしてたらもっと楽しかっただろうな」と1人反省会することも。
この反省会、旅を続けていくには良い刺激になっている気がする。
旅が続くと正直飽きてくる。
でも反省することで「次はあれをやってもっと楽しくしよう!」とワクワクがまた出てくる。
今回は土曜早朝の2時間のフライトでバンコクに。
何回も来たことのある街だけど、プライベートで来るのは10年ぶり。
ここでトゥクトゥクに乗って旅気分をぐっと盛り上げる。
車の排気ガスをモロに吸ってしまうし、目にゴミが入って正直快適とは言えない。
だけど、エアコンなんて無い中、少し汗ばみながらも、人々の生活を横目に通りを走るのが好き。
快適さより、人々の息遣いを感じる方が100倍楽しい。
ボートの上からも人々の生活をチラ見。
ボートで食べ物や飲み物を売り込むおばちゃん、おじちゃん。
ボートに乗っている僕ら外国人観光客に手を振る子供たち。
「自分がここで生活したら、どんな生活になるんだろう」と、自分とは全く違う生活を妄想。
世界中の人々の生活を見ることで、人生の楽しみ方を学ぶことができると僕は思っている。
僕は日本の片田舎で育ち、今はシンガポールで生活をしている。
今、自分で想像できる範囲で一番魅力的な道を選んできているけど、もっと楽しい道があるかもしれない。
旅は人生の学びの場。
10年前と同じ場所を訪れた。
でも感じ取り方は何だか違う気がする。
以前は「バンコク来たぜ、うぇーい」って感じだったけど、今は「ここに来ている人たちはどんなバックグラウンドがある人たちなんだろう?」「前は中華系が多かったけど、インド系の観光客が増えてきているな。インドが豊かになってきた?」といったように、周りの人たちに興味が向くようになってきている。
観光スポットを巡るのも楽しいけど、いろんな人のストーリーを知ったり、世界の動向を感じたりすることに興味が掻き立てられる。
訪れる度に自分の中の街のイメージカラーが変わっていく。シンガポールは赤、KLとSFは青、デリーとパリは茶、ケープタウンは水色、メキシコシティは黄緑、バリは緑。そして今回バンコクは白になった。 pic.twitter.com/PsWqcw0SV5
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) June 10, 2018
ネットやテレビで世界中の写真や映像を見ることができる時代。
それを見て、それぞれの街のイメージカラーが決まる。
でも訪れてみると、赤のイメージが青に変わることもあるし、1回目と2回目とで色が変わることも。
見る景色、会う人々、時代、自分の気分によってどんどん変わっていくのが面白い。
次にこの街を訪れた時は何色になるのかな。
よしかつ(@4shikatsu)
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