シンガポール在住で、日本とシンガポールのハーフのよしかつ(@4shikatsu)です。
僕はシンガポール料理が大好きです。
ラクサ、チリクラブ、ホッケンミー、シンガポールビーフン、、、よだれが出てきます。
ただ、ハーフと言っても日本生まれ日本育ちなので、シンガポール料理を大人になるまでほとんど知りませんでした。
でも今では日本に帰国した時ですら食べに行くほど、シンガポール料理を愛してやみません。
日本への短期帰国であってもシンガポール料理を食べるほど、最近はシンガポール愛が止まらない。 pic.twitter.com/sxIxSGg3ZG
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 11, 2018
(写真は東京立川にあるシンガポールホーカーズさん@sg_hawkerz)
日本ではというと、近頃、特に東京でシンガポール料理屋さんが増えてきたり、テレビでも時々取り上げられるようになったりして、少し認知度は高まってきましたが、それでもシンガポール料理が一般的とはまだまだ言えないレベルです。
また、最近シンガポール在住の日本人の方と話す機会が多いのですが、特に駐在員の方からシンガポール料理が苦手という声がちらほら。
苦手な理由を聞くと理解できなくはありません。でも数ある中の一部を食べただけで、やめている方もいて、折角シンガポールに住んでいるのにもったいないなとしみじみ思います。
シンガポールという国で生活し、働いているなら、シンガポールを、シンガポール人を理解する必要があります。
料理はその国の歴史や環境を反映したもの。
シンガポール料理を食べることが、シンガポールを知るための一歩。
そして単純に旨い!
僕は少しでも多くの日本人に、シンガポール料理に興味を持ってもらい、好きになってもらいたいと思っています。
今日は僕の愛するシンガポール料理について書いてみたので、あなたの3分僕にください!
コンテンツ
シンガポール料理の好きなところ
ホーカー(屋台)の雰囲気が最高!
まず料理に入る前に、シンガポール料理を食べる場所についてです。
年中暑いシンガポールなので、エアコンのきいた屋内のレストランもいいのですが、街の至る所にあるホーカーセンター(以下ホーカー)と呼ばれる屋台で外の空気に触れながら食べるのが気持ち良く、雰囲気が最高なんです。
高層ビルに囲まれたエリアに漂うサテー(焼鳥)の匂い。このアジア感堪らない。 #シンガポール夜散歩 pic.twitter.com/clyDl8cBCn
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 25, 2018
旨そうな匂いが漂い、人々の声がガヤガヤ聴こえる雑多な雰囲気。
この”アジア感”を感じながら頬張るシンガポール料理、堪りません。
朝はこれから始まる1日を元気に過ごすために、昼は会社や学校の息抜きに、夜は家族や友人たちとの憩いの場に、老若男女さまざまな人たちが集まるホーカー。
僕はそんな彼らを見ながら、彼らの人生ストーリーを想像するのが好きです。
家への帰り道の屋台で、毎日大勢でビールを呑みながらワイワイしているおじさんたち。仕事をリタイアしても、こうやって気軽に集まれる場が至る所にあるのはいいね。 pic.twitter.com/g8rna8GIAf
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 12, 2018
ホーカーは衛生面が心配と言う方がいます。
100%大丈夫です!とは言い切れないのは事実ですが、ホーカーの各店舗には定期的に当局のチェックが入り、ABCDでランク評価されていて、お店の前にABCDのステッカーが貼られています。気になる方はそれを見て、それでも気になる方はショッピングモール内にあるフードコートに行けば、日本と全く同じ環境で食べることができます。
安くて旨い!
ホーカー飯は一品300〜500円というお手頃な値段。
さらには、中華、マレー、インド、日本、韓国、欧米といった世界中の食が、朝、昼、夜それぞれに合ったメニューが、前菜/メイン/デザートの全てが揃っているので、同じホーカーに行っても、毎日毎食メニューを変えることができます。
酒税の高いシンガポールですが、ビールは比較的安いです。
なので、仕事終わりにホーカーで一杯ぐいっといくのはちょっとした幸せのひととき。
これから食事するというのにホーカー(屋台)での一本。この気軽な感じが最高に好き。日本に本気で導入したい。 pic.twitter.com/o71CK1k4Y3
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 21, 2018
シンガポールに住み始めて9ヶ月経ちましたが、まだまだ開拓の余地は大いにあります。
大体食べ尽くしたかなと思っていたホーカー飯だけど、最近新しい発見が多くてホーカー愛が増してきてる。 pic.twitter.com/aCVjffM9nZ
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) May 18, 2018
後継者問題に苦しむホーカー
ホーカーでは熟練のおじちゃん、おばちゃんが熟練の技で旨い料理を日々人々に提供しています。
屋台にて朝食。簡単な料理であろうが、素人目にも明確に分かる高い技術。こういうのは見てるだけで惚れ惚れする。#ストリートフード #ホーカー pic.twitter.com/eP5Wb9Sm5g
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) April 15, 2018
しかし、後継者がおらずお店を畳むケースが出てきているようです。
後継者不足なのか単純に売り上げが少なかったからなのかは分かりませんが、僕のよく行くホーカーでもお店がいつの間にか無くなっている光景をたまに見かけます。
そこで、シンガポール産ビールである「タイガービール」が立ち上がり、ホーカーの”ストリートフード文化”を守るべく、若いシェフたちを支援したり、定期的にホーカー飯を食べるイベントを開催したりして、ストリートフード文化を人々に再認識してもらい、盛り上げようとしています。
後継者不足が大きな課題になっているシンガポールのストリートフード文化を守るために、タイガービールが19人のホーカー(屋台)シェフたちを支援している。https://t.co/ujYnRolDmh pic.twitter.com/N7pj8Bqy15
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 26, 2018
僕も微力ながら貢献していきたいです。
シンガポール料理のコラボ
最近シンガポール料理のコラボをよく見かけます。
ラーメン+バクテー=ラーメンテー
日本の国民食「ラーメン」+シンガポールの国民食「バクテー」= 「ラーメンテー」
2つの料理がうまくミックスされ、めちゃくちゃ旨い!早速東京にいる友達のシンガポールレストランのシェフに作るよう依頼!
自分でも日本とシンガポールのコラボ料理を研究してみよう。#シンガポールキッチン pic.twitter.com/MR8xXzqyQK
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) May 13, 2018
日本とシンガポールが舞台の映画「ラーメンテー 」の中で作られたラーメンテーでしたが、”けいすけ”というラーメン屋さんが実際に作ったので「食べに行かねば!」とお店に駆けつけました。
これが想像以上に旨い!日本人には受ける味です。
ただこれは限定商品なのでもう食べることができません。定番メニューとして是非とも復活して欲しいです。
ちなみにバクテーとは↓こんな食べ物です。マレー風とシンガポール風があり、どちらも美味です。(マレー風の方が好きなのは秘密)
シンガポールでマレーシア風肉骨茶を楽しむことができる新興肉骨茶@カトン/Joo Chiat。
一昨日マレーシアで本場の肉骨茶に感動し、昨日@kazuki_sgn さんに紹介してもらい、今日シンガポールに帰国後すぐ食べに来るというスピード感。
結論、最高に旨かったです。 pic.twitter.com/eMUMoPUg1e
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 31, 2018
ラクサ+ピザ・ポテチ・カップヌードル・パスタ
シンガポールフードの代表格"ラクサ"。最近"ラクサ風"をよく食べるんだけど、ピザ、ポテチ、カップヌードル、パスタ全部旨い。シンガポールフード認知度向上にコラボはかなりアリ。アイディアゆるーく募集。知り合いのシェフに試作をお願いしてみます!もしくは自作?#シンガポールキッチン pic.twitter.com/VPCmzSfTZe
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) May 31, 2018
ピザ、ポテチ、カップヌードル、パスタ。これ、全て大正解。
ココナッツ風味のラクサは完全にコラボ向きの食べ物ですね。
日清さんカップヌードルのCMはかなりぶっ飛んでいますが、印象に残る作品。
日清さん、ぶっ飛び具合凄いです。ホストのコールで「シンガポール風ラクサ」を宣伝するとは。https://t.co/0kgWjJvgTh via @YouTube pic.twitter.com/NvLCtz7uuD
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) April 3, 2018
新商品開発
シンガポール料理を知ってもらう、好きになってもらうには、シンガポール料理屋さんで美味しいシンガポール料理を食べてもらうのが王道。
でも、↑のように日本人の馴染みの深い食べ物とのコラボは最初の一歩としてはかなりアリです。
入口は何でもいいので、いかにタッチポイントを増やすかが大事です。
僕自身、何かいいコラボがないか常に考えています。
2つを組み合わせた新メニューだけでなく、日本酒、焼酎、日本産ビール・ワイン・ウイスキーといった日本のお酒と合わせても面白いと思っています。
シンガポール料理と日本酒もありだと思うので、シンガポール料理屋のシェフの方々に提案してみたい。 https://t.co/gqnVAK19Xf
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) March 31, 2018
みなさんも「これどうかな?」というのがあれば、コメントかDMでぜひ教えてください!
コラボまで行かなくても↓みたいな、ちょっとしたアイディアも大歓迎です。
シンガポール名物「チリクラブ」はめちゃくちゃ美味しいのですが、揚げパンにチリソースをつけて食べるのが最高に美味しくて、もはやクラブはいらなくて、チリだけでいいのにって20年ずっと思ってました。その夢が先日叶ったのですが、どなたかこのニッチな感動を分かってくれる方いないですか? pic.twitter.com/4M1vhMmMJQ
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) June 4, 2018
個人的には、チリクラブからクラブを取るというシンプルなアイディアの「揚げパン+チリソース」がここ数年で一番の運命的な出会いでした。
最後に
僕自身、まだまだシンガポール料理の初心者なので、これからもシンガポール各地の美味しいものを食べ歩き、シンガポール料理にもっと詳しくなって日本に発信していきたいです。
情報発信、イベント開催、シンガポール料理屋さんやフードメーカーとのコラボなどを通して、日本に、日本人にシンガポール料理ブームを起こしてみせます!
よしかつ(@4shikatsu)
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