こんにちはよしかつ(@4shikatsu)です。
シンガポールは東京23区や淡路島と同じぐらいの小さな国。
そんな小さな国に、560万人もの人が住んでいます。
今日は彼らが住む団地についてのお話。
シンガポールの団地
人口密度は2018年現在で約7,800人。世界で2番目に人口密度が高い国。
ちなみに、1位は2万人以上のマカオ。3位は7千人弱の香港。
土地が無いので、必然的にいかに狭い土地で多くの人に住んでもらうかということが課題に。
シンガポールの父、故リー・クアンユー首相が「住居を所有することで、移民国家も社会的安定が実現する」と述べ、1960年に住宅開発局(HDB:Housing & Development Board)が創設されました。
そんなHDBによって、「HDB」と呼ばれる公営住宅/団地が次々と建てられ、今ではなんとその数、約120万戸!(詳細はこちら)
このHDBに国民の80%以上が住んでいます。
シンガポール国民は、シンガポール版年金であるCPF(Central Provident Fund)を使って住宅を購入することができ、また、低所得者には政府から補助金が与えられるので、高い持ち家率となっています。
”購入”と言っていますが、実は全てレンタルです。HDBは国の所有物であり、国民は99年間HDBをレンタルすることができます。
国ができてから、まだ53年。誰も99年を超えていないので、100年目にどうなるのか、実際のところは不明です。
インスタ映えする団地
そんな団地。
団地って聞くと昭和感があって、ダサい感じがするけど、シンガポールの団地は一つ一つデザインが違うし、カラフル。
だから、街歩きしているだけで楽しいし、ついつい写真に収めたくなる。
そんなインスタ映えする団地であるHDBのほんの一部を紹介します。
最後に
街によって、デザインが違うHDB。
HDBによって街の雰囲気も変わる。
デザイナーにとってはめちゃくちゃやりがいがあって、楽しそう。
住む側にとっては、どんなデザインの家に住もうか、選び甲斐がある。
旅行者にとっては、街歩きが楽しい。
みんなにとって素敵な団地、それがHDB。
今日も新しいHDBを探しに街に出ようか。
よしかつ(@4shikatsu)
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