シンガポール在住で、日本とシンガポールのハーフのよしかつ(@4shikatsu )です。
おそらく多くの日本人にとって、シンガポールに対してスポーツのイメージって無いと思います。
確かに世界的に活躍しているスポーツ選手は多くありません。
でも、一般レベルでのスポーツの浸透ぶりは日本を超えているかもしれません。
赤道直下の常夏の国で年中30度ぐらい、毎日短時間だけど雨(スコール)が降るということもあり、インドアスポーツも人気。
シンガポール国全体でのスポーツ事情については「今熱い人気スポーツは?シンガポールのスポーツ事情」を読んでみて欲しいのですが、今日はずっとやってみたくて初挑戦したスカッシュにレポートします!
スカッシュって何?
まずスカッシュって知っていますか?
僕は名前を知っていますが、やっている人と出会ったことはなく、身近ではありませんでした。
日本スカッシュ協会によると、スカッシュとは、
- 日本にはスカッシュ人口推定10 万人、愛好者30 万人がいて、全国に400コート近くある。
- イギリス・ロンドンで生まれたインドアで行うラケットスポーツで、2名(ダブルスは4名)で4面を壁で囲まれたコートの中で、小さい、中が空洞のゴムボールを交互に打ち合う。
- 年齢や性別を問わず、用具も少なくて安く、コートが有ればすぐに楽しめるスポーツだから、現在188か国で2,000万人がプレーしている。
- コートは9.75mの長さと6.40mの幅の約18坪と広すぎず、ボールがどこに行っても返す事が可能な範囲です。プレーヤーそれぞれの力量に合ったスピードで楽しめるので、子供から年配者まで、生涯スポーツとして続けられる。
- スカッシュは“ 世界一健康的なスポーツ” 。1時間の消費エネルギーは、通常のプレーヤーで700kcal前後、プロ選手で1500kcalと、他のスポーツに比べて短時間で充分な運動効果が得られる。
(一部省略)
「意外に競技人口が多い、、何で今までスカッシュをやっている人に出会わなかったんだろう。」
トップ選手はヨーロッパ中心。最新のランキングだとエジプト人選手がトップ3に名前を連ねています。
それではプロの動画をどうぞ。
”世界一健康的なスポーツ”というのが分かるほど、激しい動き。
そして、「何でそんな球を取ることができるの?」というほどのテクニック。
僕はテニス経験者。
「スカッシュってテニスっぽいやつでしょ」
すぐできるようになるだろうと、たかをくくっていたんだけど、果たして僕にもできるのか???と心配になってきました。
シンガポールのスカッシュ事情
さて、シンガポールではスカッシュ事情はどうなのかと調べてみると、現在、778人がリーグ参戦、26のクラブや20の学校で教えられているとのこと。(Singapore Squash Associationより)
また、レベル分けがなされていて、毎シーズンの最後に昇級試験があります。
Men
A Grade (Being the highest proficiency level)
B Grade
C Grade
D Grade
E Grade
F Grade
Men Veterans 1 (Above 40 Years old, A Grade and below)
Men Veterans 2 (Above 40 Years old, D Grade and below)
Ladies
Ladies Division 1 (Ladies C and D Grade)
Ladies Division 2 (Ladies E and F Grade)
キッズへの指導も熱心にやっている様子です。
スカッシュ、やってみました
今年に入って忙しさを理由にあまり運動をできておらず、「身体を動かしてリフレッシュしたい!」と思っていた中、シンガポール人同僚とインターンの子がスカッシュ経験者ということを聞き、早速「Let’s play squash!!」と誘い、週末に北部にあるYIO CHU KANG「SQUASH & TENNIS ZCENTRE」に行ってきました。
5つの白い部屋が並んでいる。
「あ、これこれ」と写真でしか見たことのないスカッシュコートに少し気分が上がる。
同僚からラケットを借り、エアコンのついていない部屋へ。
基本ルールから教えてもらいながら、小さなボールを打つ。
ラケットでボールを打つことには慣れているので、出だしはいい感じ。
「これ、あっという間にうまくなるんじゃね」と勘違いしたのも束の間。
経験者の本気のショットはやはり違う。
スピードや小さなボールに対する反応が全く違う。
どの壁のどの位置にボールを打ったら、どこにボールが飛んでいくのか、頭をフル回転させているのがビンビン伝わってくる。
3時間、汗だくでプレーしてかなりスッキリ。
スカッシュの世界にハマりそう。
これからもやっていきたいので、興味ある方はぜひ声をかけてください!
よしかつ(@4shikatsu )
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