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人生

(更新:2018.03.26)

シンガポール人と日本人との仕事観の違い

こんにちは、よしかつ(@4shikatsu)です。

先日シンガポール人の同僚と話しをしていて、いわゆる”日本的”と言われる仕事観とはかなり違うなと感じたので、今日はシンガポール人と日本人との仕事観の違いについてのお話です。

いつ仕事辞める?

いつもシンガポール人同僚と一緒に近くのホーカー(屋台)に昼食を食べに行っているのですが、入社して4日目に、

同僚J「この会社にはどれくらいいるつもり?」

僕「え、え、まだ今週入社したばかりで、、、何とも」

入社した途端に次のことを聞かれてドギマギ。

J「僕は5年って考えているんだよ。今はちょうど1年経ったから後4年かな。」

僕「お、おー、そうなんだ。。。」

実は、立場としては彼は僕の部下にあたります。部下が直属の上司に辞める話をこんなに簡単にするのは日本だと一般的には有り得ません。でもこれがシンガポールか!という驚きと共に新しい価値観に触れた気がしてワクワク。

僕「何で5年?」

J「ずっと同じことしてたら飽きちゃうじゃないですか。」

僕「お、おー、そう、、、だね。」

彼は社会人生活5年で、今の職は3社目です。これだけ聞くと堪え性が無く、職を転々としていて、”典型的な日本の会社”だと「あいつは何か問題があるのでは?」「辞める奴を育てても意味がない」「辞めること前提とかやる気がないのでは?査定下げようかな」と思われる可能性も十分にある経歴です。

でも、実際は非常に優秀で仕事も早く頼り甲斐のある同僚なので、今高い結果を出してくれているのであれば、査定を下げることは絶対にしません。

シンガポールの転職事情

4年前でかなり古いですが、「シンガポールでは他のアジアの国に比べて勤労者が仕事に満足しておらず、約3分の2が1年以内に仕事を辞めたい」といった記事を見つけました。

「仕事満足度」でシンガポール低迷、3分の2が転職希望

今僕が勤めている会社の様子、シンガポール人の親戚たちの話、そして先日の同僚の話から、これは今でもあまり変わっていないと思われます。

毎月新人が入ってきて、毎月誰かがそっといなくなっています。みんなで歓送迎会をやることはありません。そっとです。

来年の今は顔ぶれが大きく変わっているはず。それだけ転職が普通のことみたい。スキルアップのため、より良い給料のためなど理由は様々です。

それにしても1年以内に辞めたい人が3分の2って凄い。

よく言えばより良い条件を求める向上心があるとも言えるかもしれません。個人的にはみんなもう少し満足しようよと思ってしまいますが。

日本の仕事観に対する考え

これまで日本では会社への高い忠誠心が求められ、公務員・大企業・終身雇用が好まれてきました。

高い忠誠心は会社により大きな利益をもたらしてくれるかもしれませんし、公務員・大企業・終身雇用は人々に安定した生活を提供してきました。良い点はいくつもありました。

でも、特に2010年代に入ってからは非常に移変わりの大きい世の中になり、今いる会社が一生安泰という保証は1つもありません。

いくら会社に尽くしたとしても、その会社が無くなってしまえば、大きな社会の波にあっという間に飲み込まれ路頭に迷ってしまいます。

僕が日本で新卒から7年間働いた会社を辞める時、複数の上司から

「辞めるのは残念だけど、よしかつの人生だからな。君が決めた選択を俺らはそれを応援するしかできない。」

と言われました。その言葉を聞いて「自分の人生の責任を他人は取れない。取れるのは自分だけ」という言葉が浮かんできました。

自分が何をしたいのか、今いる場所でやりたいことができるのか、得たいスキルを得ることができるのか、そういったことを常に考えた上で、その結果として同じ場所で力を発揮し続けるのはもちろんありです。

でも、もし同じ場所に残り続けるメリットが無ければ、もしくは外により大きなメリットやチャンスがあるのであれば、場所をどんどん変えていけば良いと思います。

不安定な世の中で自分の人生の責任を取れるのは自分。責任を取るためには自分が考える最善の道を行くべきです。

まだまだ”昔ながらの考え”の人も多い日本ですが、周りの目を気にして動かないのは、また、何も考えないのは、自分の人生に対する責任を放棄しているに過ぎません。

会社への忠誠心の高かった僕は転職する際、このまま同じ会社に残った場合の今後の人生についても深く考えたところ、いくつも幸せを想像することができました。

でも、転職し、生活する国を変えた場合の人生ではより大きな幸せを想像することができたので、最終的に転職しました。

最近日本では働き方改革が叫ばれていますが、ただ残業を減らすとかそれだけに留まらず、人々が人生をより充実させやすくなる社会になって欲しいと強く思っています。

*「いつ辞める?」の話をしてから4ヶ月、先日またその話題が出てきました。その時、彼は「4年かなー」と言っていて1年短くなっていました。4ヶ月後にまた聞いてみます。

よしかつ

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コメント

    • mie
    • 2018年 4月 03日

    >もし同じ場所に残り続けるメリットが無ければ、もしくは外により大きなメリットやチャンスがあるのであれば、場所をどんどん変えていけば良いと思います。

    この言葉身に染みました。

    外資系の日本法人で働いてます。シンガポールのポストの話が突然舞い込んできました。駐在ではないので2年契約、これに伴い日本での雇用契約は一旦終了。契約が終わった時日本にポストは保証されていません。
    やりたかった仕事、行けば絶対自分のキャリアになる。でも、帰ってきた時無職になるかもしれない。
    そんな事をぐるぐる考えましたが、行かなかったら後で絶対後悔すると思いました。
    今日がインタビュー。こちらが提示した条件をのんでくれるなら、流れに身を任せようと思います。
    もし行く事が決まったら、色々アドバイス欲しいです。

      • 4shikatsu
      • 2018年 4月 03日

      mieさん、はじめまして。コメントありがとうございます。
      やりたかった仕事であり、自分の成長に繋がると強く思うのであれば、是非その道に挑戦して欲しいなと思います。
      僕自身もシンガポールではあくまで外国人であり、就労ビザの更新ができなければ帰国するしかありません。帰国したら無職になる可能性もあります。
      でも、シンガポールで実現したいこと、得たいことがあり、実際に来ましたが、半年だけでも非常に多くの経験を得ることができました。
      意図せず、または自分の意思で帰国することになった時、この経験は絶対に役に立つと信じています。何も保証されない世界に自ら飛び込んでいったことで、自分の頑張り次第でどうにでもなるとの自信も付きました。
      コメントから伝わってくるmieさんの強い思いがあれば、きっと良い方向に向かっていけると思います。
      まずはインタビュー、頑張って下さい。応援しています。
      また何かあればお気軽にご連絡ください。

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