「あなたはシンガポールと聞いて何を思い浮かべる?」
マーライオン、船が上に乗っているホテル、東南アジアの中の先進国。
シンガポールに来たことがない人のイメージって多分こんな感じ?
全て正解。
でもシンガポールってそれだけじゃない。
もっともっと知ってもらいたいことがいっぱいある。山のようにある。
シンガポールに住んでいたり、よく旅行や出張で来たりする人たちですら、意外に知らなかったり、思い込んでいたりすることって多いと思う。
そんな日本人のシンガポールに対する固定観念をぶっ壊すために立ち上げます、#シンガポール固定観念破壊委員会。
まず最初にぶっ壊す固定観念は「シンガポールはコンクリートジャングル」
ほとんど開発されていないウビン島
朝早く家を出て、最近ハマっているFIVE NEW OLDの曲を聴きながらバスに揺られ1時間、シンガポールの東端「チャンギビレッジ」に到着。
ホーカー(屋台)でさっと朝食を済ませ、フェリー乗り場へ。
口数の少ないおっちゃんに連れられ、定員12名の小さな船に。このおっちゃん、船を操る様がかなり渋い。
10分、3ドルの短いけど味のある船の旅を堪能し、ウビン島(Pulau Ubin)へ上陸。
「おじゃましまーす!」
15ドルのマウンテンバイクをレンタルし、ペダルを踏み込む。
観光客もそこそこの人数で、住民も100名程度なので、自転車を漕いでいる時にほとんど人とすれ違わない。
ひんやりした風に吹かれ、ざわざわ鳴いている鳥たちの声を聴き、木漏れ日の中、ちょっとしたオフロードを走ると一気にテンションのギアが上がる。
「ここ、シンガポール?ついさっきまでコンクリートに囲まれていたのに。。。」
開放感に浸る瞬間。
島の中では、色々惜しいちょっと可愛らしい家カフェがあったり、
猿の集団が人間に全く目もくれずじゃれあっていたり、
釣り人が暇そうに一日中針を垂らしていたり、
キャンプ場で友達とダベっていたり、
カップルが湖を眺めながらUberについて熱く語っていたり、
オオトカゲ出てこないかなとワクワクして待っていても結局出てこなかったり、
サボテンに名前を刻んでみたかったり、
看板はノリノリなのに、かなり控えめなおっちゃんが「ココナッツ、、、飲んでく?」と誘ってきたり、
思っていた以上に、なんだかんだ見所が多くて全く飽きない。
「ずっとここでボーッとしていたい。。。」
だけど、だんだん日が高くなり、暑くなってきたので、小さなドリンクショップでひと休み。
黄色の自転車、ビール、カメラ、漫画。
これって僕にとっては最強の組み合わせ。(しかもビールが本島と同じ値段)
僕を癒し、気分をアゲてくれるモノたち。
そんなモノたちに囲まれる状態をできるだけ長く保つ。最近の僕の日課。
しばらくまったりした後、後ろ髪を引かれながらも、幸せになったところで帰路に。
帰りの船は女性船長。ワイルドでかっこええ。
船の中はもはや彼女の部屋。
自然を全身で吸収した1日。大満足としか言えない1日。
固定観念、さようなら
このウビン島もシンガポールの立派な一部。
シンガポールの中心地にいても、公園とか通りの木々で緑を見ることはできる。
でも自然大好き人間にとっては少し物足りない。
そんな時に自然不足を解消してくれる”サプリメント”がこのウビン島。
いたるところが開発されているシンガポールと同じとは思えないほど、素のままの姿を残している島。
青々しい木々に囲まれながら、青い湖や海と優しい住民たちが迎えてくれる島。
「シンガポールはコンクリートジャングル」
半分正解で、半分不正解。
マリーナベイに行けば、そこはコンクリートジャングル。
でもたった1時間の旅で”ちゃんとした自然”に辿り着くことができる。
僕のシンガポールに対する固定観念はこうして崩れ落ちました。
みなさんも週末に出掛けてみませんか?
固定観念、破壊します。
最後に、「#シンガポールといえば」を大募集中です。
コメントでもTwitterでもDMでも教えてください。
ポジティブでもネガティブでも何でもいいので、シンガポールのイメージを教えてください。
ポジティブなモノは、その魅力が更によく伝わるように発信したい。
ネガティブなモノは、違う見方をすると意外にいい面を発信したい。
その固定観念、破壊させてください!
よしかつ(@4shikatsu)from #シンガポール固定観念破壊委員会
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