落語を鑑賞したことはありますか?
若い人たちにこの問いを投げかけて、どれだけの人が「ある」と答えるのか。
そういう僕自身、鑑賞したことはありません。
海外に来て、自分が日本人だということを強く意識するようになり、また、日本についての知識不足度合いを痛感させられる毎日。
もっと日本について知りたい!という思いが日に日に強くなっています。
そんな時に落語のお仕事の話がやって来ました。
「志の輔らくご in Singapore 2019」
シンガポールで行う、立川志の輔さんによる落語イベント。
例え、立川志の輔という名前にピンと来なくても、NHK「ためしてガッテン」の司会と言えば、「あーー、あの人か!」となる日本人は多いと思います。
今回で9回目のイベントで、1回目からずっと弊社(Vivid Creations)が運営を担当しています。
立川志の輔さんは富山出身というご縁から、主催はシンガポール富山県人会が務めています。
富山!シンガポール!
と言えば、やるのは僕しかいません。
富山は僕の地元で、シンガポールは母の故郷。
どちらも大好きで、富山とシンガポールを繋げたいという思いが強烈にあり、冒頭で書いたようにちょうど落語への興味が増していたタイミングでもあったので、すぐさま手を挙げ、主担当として準備に取り組みました。
イベントレポート第11弾はシンガポール富山県人会主催の「志の輔らくご in Singapore 2019」です。
コンテンツ
イベント概要
- 日時:2019年6月23日(日) 15:00-
- 場所:Novotel Singapore Clarke Quay 6階 Phoenix Grand Ballroom(MRT Fort Canning駅徒歩2分)
- 入場料:$70
- 主催者:シンガポール富山県人会
イベントをやってみた
何ヶ月も前から準備をしてきて、当日の朝はかなり緊張していました。
ちゃんと公演を始めることができるのか。
師匠が最高のパフォーマンスを行うことができる場を作れているのか、お客様が思いっきり笑うことができる場を作れているのか。
不安は無くならないし、実際まだまだだった点もあったかと思います。
でも、600名ものお客様がいらっしゃってくださり、満席御礼状態に。
そして、いよいよ、、、
師匠が登場。
師匠の噺に600名の方々が止まることなく笑い続けています。
そんな様子を、僕は会場後ろの音響室の小窓から観ていました。
正直、泣きました。
さらには、師匠が富山について語ったり、弊社について愛をこめてネタにしてくれたり、全てが感動でした。
「楽しかった!」との言葉もいただいて、心の底からやってよかったと思えるイベントとなりました。
最後に
普段はシンガポールのローカルの方たち向けに活動しているので、今回のようにシンガポールに住んでいる日本人が対象のイベントはかなり珍しいです。
シンガポールという海外の国に、同じように住む方々に、日本トップクラスのエンターテイメントである落語を見ていただく場を設けることができ、また、微力ながら富山を発信するというお手伝いもできたのはとても嬉しかったです。
次回は記念すべき10回目となる「志の輔らくご in Singapore 2019」。
今からもう楽しみ!
よしかつ
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