こんにちは、よしかつ（@4shikatsu）です。
シンガポールでマーケティングの仕事をしています。
ここで質問です。
みなさんにとって、シーフードには白ワインと日本酒どちらが合うと思いますか？
僕の中では「シーフード＝白ワイン」「和食＝日本酒」でした。
そこで、先日Twitter上で、ちょっとしたアンケートをしてみました。
白ワインと日本酒、シーフードにはどっちが合うかを調査中。みなさん、どう思います？
— よしかつ@シンガポール (@4shikatsu) September 2, 2019
大差は無いものの、白ワインが少し多いという結果に。
本当にそうなのか、白ワインと日本酒を並べて、実際に比較してみました。
結論としては「どちらも合う」となりました。
当たり前かもしれませんが、白ワインが合う料理もあれば、日本酒が合う料理もあります。
ただ、とある研究では「日本酒はシーフードの臭みを消し、白ワインは臭みを助長する」といった結果が出ており、シーフードに日本酒が合うということは科学的にも認められているようです。
それにも関わらず、シンガポールでの日本酒のマーケットシェアはたった1%未満。
和食以外のお店では、日本酒が取り扱われていないか、あっても、ドリンクメニューの最後におまけ程度に記載されている程度。
そんな状況を打破すべく、JETROが日本産農林水産物・食品のブランディングのためにオールジャパンでの消費者向けプロモーションを担う組織として、2017年4月に設置したJFOODO（日本食品海外プロモーションセンター）がシンガポールで一大プロジェクトを開始しました。
このプロジェクトに関して、シンガポール側では弊社がコーディネーションを担当させていただくことになり、僕もメインの担当の一人として関わらせてもらうことになりました。
今回のミッションは「シーフードが日本酒に合うことの認知度を向上させる！」。
このミッションを達成すべく、シンガポールの仏/西/亜/印など非和食のトップレストラン12店舗とタイアップし、「シーフードx日本酒」のペアリングメニューを2ヶ月間提供するキャンペーンを実施することに決まりました。
そして、数ヶ月の準備期間を経て、先日10月1日にキャンペーンを開始。
なぜ、10月1日かというと「日本酒の日」からです。
当キャンペーン以外でも、各所で日本酒関連のイベントが開催されました。
新聞広告を見ると、いよいよ始まるんだと感慨深く、ワクワクしてきますね。
その他、オンラインメディアでも。
キャンペーンの詳細やレストラン情報を知りたい方はキャンペーン特設サイトをご覧ください。
シンガポール在住の方はぜひとも行ってみてください。（キャンペーンハッシュタグは#seafoodlovessake）
これをきっかけに日本酒がシンガポールの方たちの日常により深く入ったらいいなと思います。
よしかつ
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