無機質なコンクリートに囲まれ、パソコンでレポート作成、スマホでブログやSNS、YouTubeの閲覧。
こんなデジタルな日々を過ごしていると、目がシュパシュパしてくる。
さらに追い打ちをかけるように、仕事や家族のあれこれで落ち着きのない毎日。
そんな時は緑の中に飛び込んでみよう。
バスを乗り継ぎ、シンガポール東北部にある「Tampines Eco Green(タンパニーズ・エコグリーン)」へ。
入口から緑、緑、緑。
先が見えない道って、いつもワクワクする。
道の先には何があるんだろう。
左に行くか、右に行くか。
地図には頼らず感覚で進む。
昔、RPGのゲームで攻略本に頼らずダンジョンを進むのが好きだった。
自分の力で探索して、貴重なアイテムを発見した時の喜びは、攻略本に頼って見つける何万倍も嬉しかった。
それと同じ感覚で現実世界を探検。
土曜の昼下がりなのに人っ子一人歩いていない。
自然の独り占めって本当に贅沢な時間。
虫や鳥の鳴き声、遠くには電車が走っている音が聴こえる。
舗装されていない道を進み、ようやく人を発見。
一輪車の練習をしている。見た感じ、30代男性。
頑張って練習している姿を見て、何だか小さい頃のことを思い出した。
僕も小学生の時は一輪車にハマっていて、毎日乗ってはコケての繰り返し。
最初は痛かったけど、だんだんコケ方が分かってきて、うまく失敗できるようになった。
何百回失敗しても、すぐ起き上がり、前へ進み、少しずつ距離が伸びていく。
人生もそんな感じなんだろうな。
昔の自分、やるじゃん。見習います。
シェア自転車に乗り、Mangrove Swamp Boardwalk(マングローブスワンプボードウォーク)に。
これがマングローブ?うーん、よく分からない。
そして最終目的地のPasir Ris Beach(パシリスビーチ)に到着。
休日になるとシンガポールの他のビーチは多くの人で賑わっているけど、ここには釣り人が数人いる程度。
のどかの極み。
ヤシの木が立ち並ぶ、南国感溢れるビーチ。
海って本当に癒される。
海の向こうに今も水上で暮らす人々の家が見える。
地図にも載っていない村。
おそらくスマホも使ってるだろうけど、必ずしも便利な生活ではないだろう。
それでも何かしらの思いを大切に持って昔ながらの生活をしているんだろうな。
シンガポールには何でも揃っている。
不要なモノもついつい買ってしまう。
無駄なコトをついついやってしまう。
自分にとって大切なモノやコトが何かを改めて考えてみよう。
よしかつ(@4shikatsu)
シンガポールにはまだまだ自然がいっぱい!
#シンガポール固定観念破壊委員会 / #シンガポールといえば 絶賛募集中!
この記事へのコメントはありません。