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異国への手紙 – 大切に選んだ言葉を送ること

シンガポール在住のよしかつ(@4shikatsu)です。

先日、東京に住んでいる大学時代の友達から手紙が届きました。

結婚式の招待状だったので、基本パソコンで作成され、印字された情報ですが、「楽しみにしてるぜ」といった感じのコメントが手書きで書かれていて、たった一言ですが何だか心がほっとしました。

学生時代の思い出もよみがえり、温かい気持ちになりました。

江戸時代には飛脚で何日も掛けて届けた手紙。

書き手は、相手に届くまで時間が掛かるからこそ、どんな言葉で相手に思いを届けようか、一言一言考えに考え抜いて言葉を紡いでいたであろう時代。

受け手は、書き手の言葉の選び方や文字の書き方から相手の気持ちを想像し、思いを馳せていたであろう時代。

そして、海の外に届けるという行為は多くの人々にとっては想像もしなかったであろう時代。

今の時代と比べれば圧倒的に非効率なやりとり。

でもそこには確実に”思い”がこもっていたと思います。

今の時代、ネットが繋がっていれば一瞬で相手に言葉を届けることができます。

大切な人たちとリアルタイムでいつでも繋がることができるのは現代の最高の発明です。

特に海外に住んでいると、どうしても故郷、家族、親友が恋しくなることがあります。

テクノロジーは、文字だけでなく、聴き慣れた声や見慣れたしぐさも届けてくれ、触れることはできないけど寂しさを和らげてくれます。

しかし、あまりにも気軽にできるからこそ、時には言葉選びが雑になってしまう時があります。

そんな時は大抵相手に勘違いされてしまい、互いにネガティブな気持ちになってしまいます。

相手のことを考えながら文章をつくる行為は、手書きでもスマホでも変わりません。

でも書き間違えた場合は、手書きの場合は新しい紙に差し替え、初めから書き直すので、緊張感が全く違います。

そんな緊張感のもと、真剣に相手のことを考えながら書く行為が僕は好きです。

だからといって、この”忙しい時代”に、手書きで時間を掛けて手紙をしたため、時間を掛けて相手に届ける”非効率なこと”を推奨するわけではありません。

スマホやパソコンからメールを書くにしても、「ひとつひとつの言葉を大切に選んで相手に届ける」ということを改めて意識すると、少しだけ何か変わって、少しだけ互いに幸せになれるのではないかなと思います。

今度、海を隔てた遠い雪国で毎日大変な思いをしながら暮らしている家族に手紙を書いてみようかな。

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