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人生

(更新:2018.02.1)

世界が生活圏な時代に生まれた僕たち

よしかつ(@4shikatsu)です。2017年9月からシンガポールに住んでいます。

小さい頃はテレビの中の話だった「海外」

自分の知らない言葉を話し、自分の知らない生活をしている人たちが暮らしている「海外」

社会人になり、「海外」相手に仕事をするようになり、そして今、その「海外」の一部であるシンガポールで暮らしている自分

年々自分にとっての「海外」が変わり、自分の「世界」が変わってきています。今回はそんな「世界」についての話です。

小さい頃の「海外」

僕の母はシンガポール人です。たまにシンガポールの親戚が家に遊びに来た時に持ってきてくれるシンガポール土産のマーライオンの形をしたクッキーやチョコが大好きでした。でも、自分がシンガポールに行ったのは18年間で4回だけ。

身近な人が「海外」への入り口なのに、小さい頃の僕はそこまで興味はありませんでした。英語に少し興味を持ち、少し勉強しましたが、熱中するほどではありませんでした。そもそもモノゴトに対してハマることが極端に少なかったです。

同学年が6人しかいない山奥にある小さな小学校で育った僕にとって、テレビで見る「海外」が僕にとっての「海外」であり、あくまで自分とは関係のない外の世界の話でした。

大人になってからの「海外」

大学生になり、オーストラリアへ初めての海外一人旅に行き、お洒落な海外に触れ、「海外面白いんじゃね?」と少し興味が湧いてきました。

大学のゼミではインドネシアを専攻していたため、3週間インドネシアに滞在しました。内、1週間は貧しい方達が住むエリアに滞在、1週間はホームステイをし、現地の生活を体験したことで、「人々の生活、文化がこんなにも日本と違うんだ」と更に興味が湧いてきました。

そして極め付けは、仕事で海外と関わったことでした。アフリカ、中近東、東南アジア、欧州、米州と世界中の国々と仕事をさせてもらい、実際に現地にも何度も足を運びました。

パリの華やかな街からプライベートでは中々行かないであろうアフリカのアルジェリアやカンボジアの”スラム街”まで幅広く訪問し、更に現地の人たちと仲良くなり、その国について様々なことを教えてもらったことで、「もっと海外を知りたい。僕が知っている海外はほんの一部でしかないんだ。」と感じ、僕の「海外」に対する興味が一気に上昇しました。

そこからはというと、自分で働いて稼いだお金の用途は「海外旅」がメインになっていきました。

少しでも興味を持った国には、あまり悩まずとくかく行ってみようというスタンスで積極的に行くようになりました。とはいえ、お金には制限があるので、現地では贅沢し過ぎず、工夫しながらの旅をしています。

その中で、僕のルーツの1つであるシンガポールには年1回は行くようにしていました。

自己紹介する時に「日本とシンガポールのハーフです」と言っていましたが、「じゃあ、シンガポールについて教えて」と言われても、「えーっと、マーライオンとマリーナベイと、、、」ぐらいしか答えられなかったので、それではダメだと思い、シンガポールをもっと知るために頻繁に行くようにしました。

大人になり、僕の「海外」は”自分とは関係のない外の世界”から”面白そうなことが詰まっている興味のある世界”に変わりました。ただ、それでも「海外はあくまで海外」といった感覚でした。

僕の「世界」

こういった「もっと海外を知りたい!」「もっとシンガポールを知りたい!」という思いが高じて、2017年9月にシンガポールに移住しました。旅行だけでは見えてこない、実際に住まないと分からないことは山のようにあると思っていたので、移住を選択しました。

実際に移住してみて、思っていた通り、こんなにも知らないことがあったのかというぐらい毎日が新しい発見で溢れています。

丁度1年前の2017年1月ごろから移住を考え始めましたが、その時はまだ現実的なこととしては考えてられておらず、1年後にシンガポールで暮らしているとは正直思っていませんでした。しかし、振り返ってみると意外にあっさりと移住できたなと感じます。

これまで多くの人たちが「海外」に、「シンガポール」に居住の地を移してきたおかげで仕組みがしっかりと整っていて、僕もスムーズに移住できたのだと思います。勿論異国で暮らすことは大変なこともありますが、特にシンガポールはそのハードルが低いように思えます。

そして移住してから4ヶ月強が経ち、「海外」での生活が自分の日常になってきました。「海外があくまで海外」から「海外が自分の生活圏」に変わりました。

先日遊びに来てくれた友達は今インドに住んでいて、彼にとってはインドが生活圏です。僕にはアメリカ人の義理の兄がいるのですが、今日本に住んでいて、彼にとっては日本が生活圏です。

どの国出身で、肌の色は何色で、などといったアイデンティティは変わりません。でも、生活圏は自分の選択でどうにでも変えることのできる時代に僕たちは生きています。

折角、こんな時代に生まれてきたので、今まで「テレビの中の世界だった海外」「自分の生活圏」にして、自分の世界を広げてみると、今までとは違うモノゴトの見方ができるようになると思います。

実際に僕はシンガポールに来て、触れるモノ、出会う人が今までとガラッと変わり、考え方の幅が大きく広がりました。

海外移住に興味のある人は、思いっきり移住してみましょう。意外にすんなり行けることもあります。

海外旅行に興味のある人は、土日だけでも行ける目的地もあるので、そこから始めてみてください。新しい何かが見つかるかもしれません。

全く興味がないよという人でも、ネットで海外について少し調べてみてください。普段の日本での生活に何かしら海外が関わっていることに気付き、意外に面白く感じるかもしれません。

少しでも外に目を向けることで、自分の世界が広がり、毎日がより豊かになっていくと僕は信じています。僕たちは世界が生活圏な時代に生きているのですから。

よしかつ

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