人生には「広げる時期」と「深掘りする時期」の2つの時期があると思う。
広げる時期
「広げる時期」=知識、経験、興味、人間関係などを広げる時期
人間、意識していなくても生きていれば色々なモノやコトに出会う。
それで広げるのもいいし、自分から積極的に動いて広げるのもいい。
ネットを見ると、やたら積極的な人たちばかりが目立って、動いていない自分はこのままでいいのかなんて焦燥感を感じることもある。
でも、ペースは人それぞれ。
若い時に短期間にがっつり動く人もいれば、歳を取ってからじっくり動く人もいる。
とにかく好き嫌い関係なく、色々なモノやコトに触れてみて、自分の枠を大きくしてみる。
そうやっていると、「自分ってこんなことにも興味を持つんだ」と、自分ですら知らなかった自分の意外な面に気づくことがある。
深掘りする時期
「深掘りする時期」=出会ったモノやコトの中で、自分が興味を持ったモノ、好きになったコトをとことん深掘りする時期
仕事かもしれないし、語学かもしれないし、旅かもしれないし、スポーツかもしれないし、恋愛かもしれないし、ゲームかもしれない。
”やらなきゃ”という義務感ではなく、自然にやりたいと思えること。
別にそれでお金を稼ぐことができるかどうかは関係なく、ただただ好きなこと。
そんなことを深掘りしていくと、深掘りしない人生と比べて笑う時間が長くなるはず。
やっているだけで毎日をワクワク過ごすことができる。
実際それだけで十分。それだけで幸せ。
だけど、そうこうしている内に、”自分の好き”でお金を稼ぐことができるようになったり、誰かの役に立つことができるようになったりすることもあるかもしれない。
お金を稼ぐため、誰かの役に立つためという所から入ると、きっとどこかでつまずいてしまう。
きっと息苦しくなって逃げてしまう。
好きから入るのが鉄則。
「広げる時期」×「深掘りする時期」
「広げる時期」と「深掘りする時期」を繰り返していくことで、複数の自分だけの武器や特徴が出来る。
1つだけだと、同じことをできる人が山のようにいる。
それが2つになり組み合わさると、ライバルはぐっと減る。
3つ、4つと増えていけばいくほど、自分という人間の希少性は加速度的に増していく。
ただ、希少性が増したからといって、それがすぐ仕事の役に、誰かの役に立つかは分からない。
「お前って無駄に凄いよな」で終わるかもしれない。
でも群衆に埋もれているよりは、よっぽど魅力的な人であることは間違いない。
週末に海辺でコーヒーでも飲みながらちょっと考えてみる?
よしかつ(@4shikatsu)
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