city

社会

(更新:2018.05.10)

世界で2番目につまらない国、シンガポール

日本とシンガポールのハーフでシンガポール在住のよしかつ(@4shikatsu)です。

先日タイムアウト誌が「the most exciting cities in the world right now(今世界で一番刺激的でワクワクする都市)」を発表しました。

*タイムアウト誌=1968年にロンドンで創刊し、現在は世界39カ国108都市をWebサイトやガイドブックなどで紹介している会社。日本では「タイムアウト東京」にて東京に関する情報が発信されている。

今回は32カ国の15,000人を対象に、自分たちの国の食べ物、飲み物、文化、人々のフレンドリーさ、物価、幸福度、生活のしやすさについて調査を実施。

結果、シンガポールは32カ国中、堂々の31に”輝き”ました。

みごと世界で2番目につまらない国に認定されました!

なお、最下位の32位はトルコ・イスタンブール、1位はアメリカ・シカゴ、東京は19位。

自己評価が極端に低い

各項目の中で特に評価が低かったのは「文化」で、シンガポール独自の文化が少ないという自己評価です。

一方、「安全な国」、「公共交通機関が整っている」、「多様な食文化」といった項目については高い評価をつけています。

確かに、会社の同僚や友達のシンガポール人たちからは

「週末何やってる?シンガポールすぐ飽きるでしょ?」

とよく言われます。

来たばかりの僕にとっては、まだまだ行きたいところ、やりたいことはいっぱいあるので、まだ飽きていません!

「そこまで自虐的にならなくていいのに、、、」と思うことはたまにあります。

日本人的に”謙虚”に「いやー、僕らの国はそんなに大したことないですよー」と言っているならまだしも、少なくとも僕の周りの人たちは本気で言っているような節も若干あります。

確かに、淡路島ほどの小さな国なので、王道の観光スポットは3日あれば制覇できます。

シンガポールという国自体はまだ50数年の若い国なので、シンガポールとしての歴史は浅いです。

大自然もありません。

そこに長年住んでいるシンガポール人が「飽きるでしょ?」と言いたくなる気持ちは分からなくもないです。

政府の反応

この結果にいち早く反応したのは、シンガポール政府観光局(STB: Singapore Tourism Board)。

Facebookの公式ページで、結果に”同意する”動画を配信(下記記事の真ん中に動画があります)

boring

(画像はFacebookの公式ページより)

「SINGAPORE IS BORING.(シンガポールはつまらない)」から始まり、「エキサイティングなことは何もない」「がっかりするナイトライフ」「街はコンクリートジャングル」「アートも文化もない」「すべてが高い」、最後の極め付けに「これ以上つまらなくできる?」と刺激的な言葉がどんどん出てきます。

しかし映像はというと、言葉とは真逆で、いかにシンガポールがワクワクする楽しい国かを紹介しています。

この観光局の動画に対して、タイムアウト社は「2月1日と2日の2日間だけでも、我々は7回もシンガポールがエキサイティングだということを発信しているよ!」と弁明(?)

政府系であるにもかかわらず、「世界で2番目につまらない国」に対して、タイムリーにユーモアに溢れる返事。さすがです。

つまっている国

シンガポールは、見方によっては全く面白くない国です。

様々な”ない”があります。

でも、ちょっといつもと違った見方をしてみると、印象ががらっと変わり、ワクワクが”つまっている国”に変わります。

  • いくつもの民族と文化が共存し、また、一部は混じり合い新しい文化を生み出している社会
  • 小さい島国であるにもかかわらず、世界の大国と渡り合うことのできるほどに成長した経済力
  • 国全体が一つのショーケースのように年々姿を変え、様々な表情を見せてくれる街

僕自信はこのような点に興味を惹かれています。

「世界で2番目につまらない国」であるシンガポールは、僕にとっては「世界で2番目につまっている国(ワクワクする国)」です。(1番は日本)

このブログでは、シンガポールの知られていない一面を紹介していくことで、読んでくださっている方々にとってのシンガポールを「少しつまっている国」にしていきたいです。

例えば、、

よしかつ

ピックアップ記事

  1. シンガポール人の家族観
  2. 「シンガポールはコンクリートジャングル」という固定観念、破壊します。
  3. 僕が旅する理由
  4. シンガポールの”よくある誤解”をまとめてみた
  5. シンガポールでの地域PRイベントで感じた「町おこし」における大事な3つのこと

関連記事

  1. airshow
  2. younggeneration

    社会

    「若者に命名する大人」は時代遅れの大人たち

    自分たちとは異なる考え方を持ち、理解に苦しむ行動をとる若者たちに対して…

  3. bikesharingapp3

    社会

    自転車シェアリングって何?世界とシンガポールの現状を実地調査!

    シンガポール在住のよしかつ(@4shikatsu)です。シンガポー…

  4. ndp2018

    社会

    シンガポールの建国記念日の祝い方 / NDP2018

    8月9日はシンガポールの建国記念日。この日は毎年NDP(Natio…

  5. sabetsu

    社会

    シンガポールに差別はありますか?

    シンガポールという国にはシンガポール人が70%、外国人が30%いる。…

  6. plan

    社会

    3分で分かる!シンガポール2018年度予算案

    2018年2月19日、国会で2018年度(2018年4月〜2019年3…

コメント

  1. 31/32位ということはブービーとも考えられますが、世界に何万とある年のなかでノミネートされているのは誇りに思うことかと。確かにつまらないという人もいますが、私は好きですが。ちょっと物価高ですが……。

      • 4shikatsu
      • 2018年 4月 06日

      Kayさん、そうですね、ここにノミネートされているだけでも誇りに思うことですね!和食がもっと安くなってくれれば、、、

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CATEGORY

Twitter

Youtube

動画プロジェクト第一弾

 

“シンガポールに関するオススメ動画まとめ”

 

(オリジナル動画は今後公開予定)

 

BIRTHDAY OF SINGAPORE

53歳2018年8月9日
Happy Birthday!
  1. pulauubin

    自然

    「シンガポールはコンクリートジャングル」という固定観念、破壊します。
  2. toyamawest

    イベント

    シンガポールでの地域PRイベントで感じた「町おこし」における大事な3つのこと
  3. oneyearinsg

    人生

    シンガポールで暮らして1年が経ちました。
  4. travel-min

    僕が旅する理由
  5. family

    人生

    シンガポール人の家族観
PAGE TOP